婚活女医の皆さま、こんにちは!
婚活経験豊富?なミドフォー外科医のメイコです
こちらのブログでは、超仕事人間だった私がその後に婚活と言うフィールドでいろんな経験をして成長した目線から婚活の箸休め、頑張るためのヒント、単なる雑談、女医として感じたことなど色々なお話をさせていただきます!
私は朝の支度の時間に色々な音声を聞き流ししています。今日はお気に入りの心理学のチャンネルを聞いていました。自分の感情を無視して、理性でその感情を抑圧するととてもつらいよ。
そして、その状態がずーっと続くと自分の感情がもう分からなくなるよと言うお話でした。
聞き流していて、思い出したことがあり今月のお話にしました。
結婚と言うのは自分と相手が結婚しようとお互いに同意しないとできません。
婚活も結婚もお相手のいることなので当然「思う通り」には行きませんよね
とっても疲れます
結婚だけは思う通りに!!
お相手のあることなので「思う通り」にいかない結婚で思う通りに。
これは、色んな事で親の意向に沿った人生をずっと送っていた私が初めて「結婚だけは親の意向でなく、私の思うとおりにしないと!」と反逆した!と言う意味なんです。
いつもブログの冒頭に書いている通り、私は婚活と言うフィールドでいろんな経験をして成長したと思います。これは、それまで親の意向が最優先で自分の気持ちや意向をわきに置いてきた私がやっと自分の意向・感情に向き合ったという事だったんです。
そういう意味で婚活をして本当に良かった!!
これまでも婚活の経緯について42歳ころから始めた婚活で色々な経験しましたよとお伝えしましたが、今回はそのずーっと前35歳ころのお話です。
その頃私は、結婚前提でお付き合いしている彼がいました。
その彼は、自分のやりたいことをお仕事にして頑張っていました。
ですが、収入は低め、高卒、遠方に住んでいるという状況でした。
今考えると多くの面で実際に結婚するとなるとかなり難しいお相手でした。
でも、その時の私たちは結婚するつもりでお仕事や色々なことを進めていこうと話していました。具体的には彼はお仕事をもっと軌道に乗せて収入を上げていくことを考えており、私は本気で当時の職場を退職して遠方へ引っ越すことを考えていました。彼のお仕事は、どこでもできるタイプの仕事ではなかったので拠点を変えることは難しかったのです。
今考えると、私自身の色んな問題があってこういう状況になっていた(こういう難しいお相手を選んでいた)のだと心理学的考察のしがいのある状況なのですが、そちらはまたいつか。
当時の私は本気だったので親に私たちの計画を話しました。
私の親は決して押し付けたりガミガミいう人ではなかったし、どちらかと言うと甘やかされていたので、「あなたが良いと思うなら」と大賛成まではしなくても反対まではされないという可能性も考えていましたが、
大反対されました
一番の理由は、仕事を変えて遠方に引っ越すのは苦労するに決まっているから、辛いだろうからという事でした。
しかし、当時の私はこう思いました
「苦労しない結婚なんてないと思う。大好きな人と家族になりたいから結婚する、それ以上に結婚するのにどんな理由が必要なんだろうか。苦労をしそうもない好きでもない人と結婚しろって事か?」
「きっと、女医の娘が高卒で余り収入のない男性と結婚することが恥ずかしいんだろう」
「自慢できるような人と結婚して欲しいのではないか」
そして「私が幸せになるかどうかより、自分たちが気に入るかどうか、自慢できるかどうかが一番重要なのでは???」と思い始めました。
さらに、「もし、ここで今までの人生のように親の意向を聞いて彼と別れてしまったら、、、、。一生親を恨むことになるかも知れない。今後別の人と結婚して上手く行かなくなった時に彼としていれば良かった、親のせいでこんなことになってしまったと思うかも知れない。」とも思いました。
そして
結婚だけは、自分の責任で決めた相手としよう。
上手くいってもいかなくても自分で全て責任を取るんだ。
そう思いました。
もちろん、これまでの人生で何かを親のせいにしていじけたりはしていませんでしたが、それでもこのときに始めて具体的に親の意向で決めるのはダメだと思いました。
反対している親に「自分の事が一番で言ってるだけでしょ」と反抗期の高校生のような事を言って反逆し、お付き合いを継続しました。
ご承知の通り、結局彼とはお別れしました。
でも、「自分の人生の責任は自分がとるのだから自分で決めないといけない」と、親の意向にばかり沿うことに初めて危機感を感じた貴重な体験でした。
結婚前提でお付き合いしたからこそ親との衝突が生まれたことも含めて彼とのお付き合いでもたくさんの学びがありました。
そして、現在結婚前提にお付き合いしている彼も実は条件面では反対されてもおかしくないお相手なのですが、不思議なことに今回は大賛成してくれています。
本当のところは、親はちゃんと私の様子を見て判断してくれていたのかも知れませんが、「親に反対されたから別れる」のではなく自分の気持ちを大切にして反対されても彼とのお付き合いを続けたこと、最終的には自分の考えでお別れしたこと、この自己決定感を持てたことがとても良かったと思います。
自己決定感、とても重要です!
私は医者になったことを含めて多くのことを親の意向に沿って決めてきたため自己決定感を感じにくいことがウィークポイントだったんだと心理学通して学びました。
これまでの人生を変えることは出来ませんが、親の意向に沿ってきた人生でもそれなりに最後は自分で決めてきたんだと思い直すことで状況は好転するということも学び体験しています。
女医になって女医としてしっかり働き続けることは、とても大変なこともあるし、その分得るものが大きいと思います。
私の様にそこがウィークポイントになってしまって心理的に恋愛や婚活にブレーキがかかる事もあると思います。
ですが、
せっかくなので、仕事もやりがいも素敵な旦那様も素敵な結婚生活も全て手に入れられるように出来ることに目を向けていきましょう!!