外科女医メイコのブログBlog

2023/11/05

自分が患者になった話

婚活女医の皆さま、こんにちは!

婚活経験豊富?なミドフォー外科医のメイコですニコニコ

こちらのブログでは、超仕事人間だった私がその後に婚活と言うフィールドでいろんな経験をして成長した目線から婚活の箸休め、頑張るためのヒント、単なる雑談、女医として感じたことなど色々なお話をさせていただきたいと思います!

 

私は、体が丈夫であることだけがとりえと言うくらいにとっても丈夫です!皆さんは、いかがですか??今まで一緒に働いた先生方も皆さんそうだった気がします。

 

いつも、診療にあたってはなるべく患者さんに分かりやすく、患者さんの不安が少なくなるようになどと考えてはいますが、実際のところあまりに健康で病院を患者として受診する機会も余りないため、想像の域を超えない、、、、爆笑という状況でした。

 

今回は、そんな私が、患者さんとして病院を受診したお話です!

 

手術が必要??

少し前に、ちょっとした不調に関して病院を受診しました。特に、日常で困っている状況という事ではないのですが、状況を把握しておくためにも受診はしようと考えました。

 

すると、手術をしないで様子を見ても良いが、手術がお勧めの状況 とのご意見でしたアセアセ

 

手術しなくてもすぐに困ることはないだろうが、長期的に考えると手術して治療してしまうことを勧めるというお話で、私自身、外科医なのでその状況は理解しました。

 

診察担当の先生は内科の先生でしたが、専門医としての経験も十分お持ちでしたし、説明も分かりやすく信頼できる照れと感じたので

先生がお勧めするという事は、私(患者さん)にとって一番良い方法なのだろうなと思いました。

 

ですが、、、、、、、

私は自分が外科医なので、手術となると外科の先生方が最善を尽くしたとしても、合併症が起こってしまう事もあり得るなど、具体的にいろいろな心配事が浮かんできてしまい及び腰、、、、という感じでした😆

 

普段自分が手術が良いと思いますよと提案したり、ましてや手術するしかない様な病状の説明をしていることについて、患者さんの気持ちを汲み取ってお伝えしているつもりでしたが、患者さんにとっては、本当に大変なことを告げられているなと改めて思いました😅

 

先生ってスゴイな!

その後、内科の先生よりまずは実際に手術をする外科の先生に一度診察を受けて、話を聞いてみることを提案され外科の先生の外来に受診しました。

 

提案を受けた時点で、手術の内容などから、基本的には安全な手術だが、
万が一、、、、、という事が、、、、、無いとは言えないのでは?

と考えていました😩

 

危険な合併症が起こる確率はどれくらいなのだろうか??それによって、決断しようかな?と考えながら外科の受診日を迎えました。

 

どちらかというと心配性なので、自分が患者となると病院に行くことすら少し緊張してしまいましたタラー知らない病院の待合室で待ってる時間は緊張しますね。

 

待合で待っているとかわいらしい女医さんラブから呼ばれました。手術を担当する先生と一緒にチームでみている中堅の先生?という感じでした。そちらの先生から病気の事や全体の治療の事、手術についてなど一通りお話を聞く、という流れでした。

 

分かっているけれど、稀におこりうる重大な合併症についてのお話では、稀でも「起こりうる」というだけで、やっぱり手術は止めておこうかな 怖いなーガーン と感じました。

 

先生には、「先生たちは、この手術をどのくらいの頻度でやっているのですか?」、「稀に起こる重大な合併症は、どの程度の頻度ですか?」、という質問をしました。

手術については週に数件くらい、かなりの数をされている様でしたし、重大な合併症の頻度は、想像以上に稀でした。

 

これを聞いて、手術をお勧めされる病状にあり、手術の危険性は少なく、こちらの施設では同様の手術を日常的にされている。

手術によるメリットはデメリットを上回る手術の方が良いのだろうと頭では考えました。ですが、気持ちの上ではまだ不安があり「手術をお願いします。」とは言えない状況でした。

 

一通りの説明を聞き、質問も終えると、「では、担当の先生呼んできますね」とかわいらしい女医さんがおっしゃって、実際に手術を担当する先生が現れました。先生は、おそらく私より5歳程度年上の男性で、ちょっとダンディーな感じの素敵な先生でしたキョロキョロ


また、とても丁寧な様子でご挨拶をしてくださいました。ニコニコしていて、(外科医と知っているからでしょうか)とても気遣ってくださっていました。それでいて、経験豊富な頼もしい感じもしましたおねがい

 

私は、さっきまでの不安が気持ちがスーッと消えて、「あ、この先生はとっても信頼できる先生だろうな」と感じて、この先生にだったらお願いしたいなニコニコと思いました。

 

自分は、たくさんの患者さんに手術をしてきて、色んなことも理解できる身でありながら、手術の色んなお話を聞いただけではなかなか気持ちが固まらず、先生の顔を見たら(声をきいたら?)「この人にだったら、お願いしても大丈夫だ!」と急にお願いする気になってしまいました。


一瞬で、「お願いします!!」という気持ちにさせてくれる先生ってすごいな!!キラキラと感動でした

 

私が手術を担当した患者さんは、私に初めて会って、お話をした時にどう感じていたんだろう??安心できていたのかな??

 

婚活も似ているかな??ちょっと違うかな??、誰かとご縁があって出会う時、なにか理屈とは別のところで会ってみて、声を聴いてみて、お話してみて、感じるものってあるよなーと思いました。

 

私も患者さんにとって、理屈ではなく安心できるなーと感じてもらえる外科医でありたいなと強く思った出来事でした。。。。

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