はじめまして。元外科系女医の「めぇこ」です。
この度縁あってブログを書かせて頂くことになりました。
私大医学部卒業→初期研修→男社会な外科系医局に入局→後期研修医中に出会った医師と結婚→結婚を機に退局→現在は非常勤内科医師として勤務しています。
そして現在、第一子を妊娠中です。
外科系女医として男社会で揉まれながら働いていましたが、
そこでは
パワハラ
モラハラ
マタハラ
が横行していました。
それでも何とか働いていましたが、
「手術は楽しいけど私の人生これで良いの?」
と思うようになり良いタイミングで結婚にも至ったため退局を決断しました。
今は仕事とプライベートのバランスがとれており充実した毎日を送っています。
初回はタイトルの通り、女医の実態と恋愛事情についてお話ししようと思います!
昔と比べて女医の割合は増えてきていますが、
「女医はプライドが高い」
「女医は性格がキツイ」
「女医はヒステリー」
などなど、
他職種の方々からみるとまだまだ近寄りがたいイメージを持たれていることが多いですよね?
昔は女医の割合が少なかったから男勝りでキツイ女医が多かったのかもしれませんが、今は性格に難ありな女医ってそんなに多くないです。
どの職種でも“嫌な人”っていますよね?
それと同じです。
少なくとも私の周りは穏やかでまともな女医さんばかりです。
人一倍頑張って医師になったのに、こんなイメージが先行しているなんて女医は可哀そうな生き物です。
早くこのイメージが払しょくされることを願います・・・
しかし・・・
さらに可哀そうなことに、女医は医学生の時から(いや!医学部受験生の時から?)結婚するのに苦労すると言われ続けます!!!
全国の女医、女子医学生なら知っているはず・・・
「女医の1/3は結婚して幸せになる、1/3は結婚しても離婚する、1/3は生涯独身」
という恐ろしい負のパワーフレーズを!!!!
こんなことを嫌というほど聞かされて社会に出るのですから、女子たちは
「何としてでも幸せな1/3に入りたい!!」
とメラメラしています。
そしてもう一つの負のパワーフレーズ・・・
「女医は出会いがないから学生のうちに結婚相手を見つけておかないと負け組になる」
女医の考える結婚パターンは、
①医学部で出会った彼氏とそのままゴールイン
②研修医時代に出会った医師と結婚
③卒後3年目以降に出会った医師と結婚
④医師以外と結婚
大きく分けてこの4つに分類されると思います。
①は医学生の時、誰しも憧れるパターンです。
しかし現実的には少数派で、同級生でこのパターンは5人でした。
最も多いのは②のパターンかと思います。
医学部卒業時に彼氏がいないと、いよいよ結婚への焦りを感じ婚活を意識し始めます。
初期研修で勤務する病院は女医にとって最後の出会いの場になるかもしれません。
多忙な中、良いなと思った男性医師には直ぐに彼女の有無、既婚者かどうかをリサーチして婚活にも力を入れます。
何とか初期研修2年間で運命の人に出会えれば安泰と言われます。
私は③のパターンで結婚したのであまり悲観的には思いませんが、卒後3年目からは専門の道に進むのでいよいよ出会いがなくなると言われます。
王子様を待っているだけではダメなステージに到達しているかもしれません。積極的に飲み会などイベントに参加したり誰か良い人を紹介してもらったり、自分から王子様を探しに行くこともより重要になってきます。
今述べたように、女医の結婚相手は医師の確率が非常に高いです。
学生時代、友人と結婚の話をする時、みんな結婚相手は医師前提で話していました。
仕事の苦労や大変さを共有できるメリットが大きいからです。
職種は関係ないと思っている子は珍しかったです。
しかしながら④のパターンも一定数います。
この場合、相手の職種は、歯科医師、弁護士、公認会計士、外資系企業のエリート、官僚などの政治関係者、などハイステータスな方々です。
キツイ性格の女医は少ないと言っても、夫婦生活は綺麗ごとではないので、夫婦に社会的地位の格差があると上手く行かないことも多いでしょう。
違う職種でそれなりに地位の高い方と結婚するのは、仕事に関してお互い干渉し過ぎないで丁度良い距離感を保ちたい女医さんには向いていると思います。
医師同士で結婚するよりも良い生活を送っている子も多いです。
婚活中の女医さんは結婚相手を医師だけに絞るのではなく、もう少し視野を広くすることも一つの手でしょう。
女医さんは頑張り屋さんが多いですから、一人でも多くの方が女性の幸せを掴めることを願っています。
次回からは自分や友人の体験を交えて、より具体的に女医の恋愛・婚活についてお話出来ればと思います。